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頭痛もちが頭痛ダイアリーを作ろうと思った話①頭痛とのつきあい編

執筆者の写真: Yuka MatsumotoYuka Matsumoto

頭痛ダイアリーを企画・制作・販売しているデザイナーのTONEdesignと申します。これは頭痛持ちの私が頭痛ダイアリーを作るに至るまでのお話です。少し長くなりますがお付き合いくださいませ。





頭痛ダイアリーって聞いたことありますか?その名の通り頭痛について記録する専用のダイアリーです。 頭痛専門外来で治療している人にはなじみ深い、それ以外の方にはほとんどなじみのないものだと思います。


こんなのを作っています。




私は2008年に薬物乱用頭痛(簡単に言うと、頭痛薬の飲み過ぎで頭痛薬が効きにくくなってしまった頭痛)の診断を受け、数ヶ月の治療後に片頭痛の診断を受けています。 ※頭痛が診断されたころの体験談は機会を見て記していこうと思っています。

治療初期の数ヶ月は病院からもらった複写タイプの頭痛ダイアリーを使うよう指示があり頭痛の記録をすることになります。 ちなみに頭痛ダイアリーには、病院でもらえる複写式の紙やアプリ・PCからプリントできるタイプのものまで様々。基本的にほとんど無料で手に入ります。





ダイアリーの記録と服薬・生活改善などの治療の結果、月に30回以上の頭痛回数は10回前後に減りました。 ある程度痛みをコントロールできる様になった頃から、複写式タイプのものやPC出力したペラ1枚のダイアリーの管理が面倒になり記録がサボりがちになりました。さらに頭痛の改善が頭打ちになってきたことで、記録するモチベーションも下がり…。 仕事が忙しくなったタイミングでダイアリーをつけるのをやめてしまいました。その後、頭痛の経過は変わらず、結婚後に妊娠・出産。

妊娠中と産後は頭痛がなくなり、頭痛そのものとも縁遠い生活を送っていました。





しかし、頭痛がなかったのは妊娠・授乳中のホルモンバランスの変化なだけで、体質まで変わったわけはありませんでした(期待していたのですが泣)

産後1年半が経った頃から頭痛が復活してしまいました。 しかも残念なことに復活後の頭痛は妊娠前よりもきつく、よく効いていたトリプタン製剤の効きもイマイチで寝込んでしまうほどの酷い頭痛に悩まされることに。 子供の相手もままならない状態が数時間〜一日中、これが月に10〜15日ほどありました。


頭痛が過ぎ去るまで子どもを放ったらかし。
↓
その罪悪感で落ち込みストレスを抱える。
↓
頭痛が悪化。振り出しに戻る

悪循環を断ち切りたく、少しでも良くなるための糸口を見つけるため頑張って再びダイアリーをつけはじめます。

そしてついに頭痛ダイアリーを作りはじめ……………………………………ません。私は頭痛記録にアプリを使い始めました。



頭痛診断時にはなかったもので、これなら続けられる!と思ったのですが、結局は無理でした。 次回、なぜアプリでは無理だったのか、どうして自分で作るに至ったのかを書いていきたいと思います。

最後まで見ていただきありがとうございました。


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